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#1 私以上に人生を楽しんでいる人間なんてそういない……のかもしれない

皆様、私はひとつ、極めて個人的でありながらも普遍的な確信を有しております。

それは——この地球上に存在する数多の人間の中において、私ほど、自らの生命の限りある時間を、濃密かつ享楽的に味わい尽くしている者は、そう多くは存在しないのではないか、という認識であります。

無論、私は自分が全知全能の存在であるなどという妄想は抱きません。(躁のときはたまに抱くけど)

また、私よりもはるかに深刻な障害や、苛烈なる運命の試練を背負って生きる人々が確かに存在することも、重々承知しています。

ですが、にもかかわらず——あるいは、だからこそ——私は、自らの内に抱える幾多の制約や障壁を携えながら、それでもなお、自分の「やりたい」という欲求を核として、対人的な関係を構築し、わずかながらも金銭的報酬を得、さらには第三者から肯定的な評価という形の贈与を享受している。

そして、それらの成果は決して天から降ってきたわけではありません。

私という存在は、怠惰なる放置の果てに偶然形成されたものではなく、日々の営みの中で、愚直なまでの反復と改良とを繰り返し、細心かつ粘り強く積み上げてきた時間の堆積によって、いまの形に至っています。

私は思いました——これほどまでに自己の欲望と行動と成果が、ある種の調和をもって結びついた状態は、実に稀有であり、美的ですらある、と。

人間の「世界」など、結局は己の眼差しと手の届く範囲に限定される。

ゆえに、私が己の胸の奥深くから、「ああ、今この瞬間こそが幸福だ」と確信するその刹那、私は既に「世界」という主観的宇宙において、最も人生を謳歌している存在へと変貌しているのであります。

——では、ここで皆様に問いかけます。

幸福とは何か。満足とは何か。

それは他者との比較や、抽象的な理想像によって規定されるものではありません。

皆様が、皆様自身の感覚において「これが私の生の醍醐味である」と断言できる瞬間を捕まえたとき、そのときこそが、皆様が「世界の頂」に立っている瞬間なのです。

そして、その頂は、人の数だけ存在する。

だから、私が私の頂を謳歌しているように、皆様もまた、皆様自身の頂を、どうか恐れずに、そして臆することなく、追い求めてほしい。そう願っております。

お読みいただきありがとうございました。
此ノ世おわりでした。


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